なぜパソコンテクニックを学ぶべきなのか

ご覧いただきありがとうございます。

この記事では「なぜパソコンテクニックを学ぶべきなのか」についてに答えます。

こんな方に読んでほしい
  • パソコン操作が苦手な方、初心者の方
  • 仕事の大半がパソコン操作の方
  • 残業が多い方
  • 職場で頼られる人間になりたい方
  • 人生を変えたいと思っている方

「パソコンは、最低限使えているし大丈夫」と思っている方も多いと思います。
ただ、私が営業からシステムエンジニアになって「参考書等にも記載されていないようなテクニック」をたくさん学んできました。
この経験が今の私の人生を変えるきっかけになったので、一人でも多くの方に伝えたいと思い記事にしました。



パソコンテクニックを学ぶと人生が変わる

パソコンテクニックを学ぶと人生が変わります。
その理由は、パソコンを使いこなすことにより無駄な時間が削減され、日々の時間の使い方が改善されるからです。

例えば、よくある一例でパソコンテクニックを学んでいる人とそうでない人で比較してみましょう。

やりたいことパソコンテクニックを学んでない人パソコンテクニックを学んでいる人
毎日使うソフトの起動パソコンを起動してからソフトを起動しているパソコン起動時にソフトも同時起動している
Webサイトの文字サイズを大きくするブラウザの設定画面でズーム%を変更する[Ctrl]+マウスのスクロールバーを回す
複数の中から画面を切り替えるタスクバーから対象の画面を探しクリックする[Alt]+[Tab]のショートカットキーで切り替えている

このような操作の積み重ねで作業にする時間に差ができます。
もちろん、「このようなショートカットキーを覚える方が大変」という意見もあると思います。
ただ、いずれも簡単な操作になっているので、意識して何度も操作すれば2.3日もあれば、記憶に残ってくるかと思います。


そもそもですが、
あなたはパソコンを使って何をしようとしていますか。データ入力ですか?パワーポイントで提案資料の作成ですか?エクセルでデータの集計ですか?・・・etc
本来作業したいコトに至るまでに無駄な時間をかけてしまってないでしょうか。


パソコンテクニックを学べば、こういった無駄な時間を削減できると共に本来作業したいコトに時間割くことができます。
また、残業も減り、プライベートに時間を割くことができるようになります。
つまり人生を変えるきっかけになるのです。



仕事やプライベートが充実する4つのメリット

具体的にパソコンテクニックを学ぶメリットを4つ紹介します。


仕事の効率が格段にアップする

仕事の効率が格段にアップします。
先ほどの紹介した例のように無駄な時間を削減できるからです。

例えば、住所録を作成する作業で考えてみましょう。
Webサイトの企業情報から住所等をコピーしてエクセルに貼り付け作業をします。

一般的な方(パソコンテクニックを学んでいない方)は、下記の操作を行います。

step
Webサイトの情報をコピー


step
エクセルに貼り付け


step
Webサイトに戻って別の箇所をコピー


step
エクセル画面に戻って貼り付け



一方で、パソコンテクニックを学んでいる方は、下記の操作を行います。

step
Webサイトの情報を連続コピー

step
エクセルに[Windowsマークロゴ]+[V]で貼り付け

参考

[Windowsマークロゴ]+[V]はクリップボードと呼ばれる機能で、コピーした履歴から貼り付けたい情報を選択できる機能です。


このように見比べた時、「画面を切り替える時間」は無駄だと思いませんか?

ここでも抑えてほしいのが、
本体作業したいコトは、Webサイトの情報をエクセルに貼り付けることですよね。
ではそこをもっと楽に効率よくできれば確実に作業量は捗るのではないでしょうか。



また下記の記事『「年間120時間」も時短!誰でもサクッと「脱マウス」できる理由』でもパソコンテクニックを学び「脱マウス」による時短効果を発表されています。

引用

「マウスを使わずにパソコンの操作をする」。最近、この「脱マウス」への関心が高まっている。新刊『脱マウス最速仕事術』を上梓した森新氏は、その背景には、マウスとキーボードの間を手が何度も行き来する「時間のムダ」と「作業ストレス」の改善へのニーズがあると言う。森氏は独自に研究を重ね「脱マウス」のメソッドを開発し、年間88万回ものクリック数を削減、「年間120時間のムダ」を解消した。
引用:「年間120時間」も時短!誰でもサクッと「脱マウス」できる理由 | 脱マウス最速仕事術 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

正確性がアップする

パソコンを使いこなせば正確性もアップします。
人が行う作業(計算など)をパソコンに任せるので、ヒューマンエラーがなくなります。


例えば、数値を計算する場合、もちろん頭の中で計算できる人もいるでしょう。
ただ、エクセルの計算式を使えば、パソコンが計算してくれるので、正確性が向上します。

また、ご存じのとおりエクセルには関数の機能があります。
例えば、IF関数やVLOOKUPのように条件を定義してあげればシステムが判断してくれます。
人の目で探す必要がなくなります。


もちろんエクセルの関数を覚えるのは大変という意見もあると思います。
確かにエクセルの関数はたくさんあり、全て覚えるのは大変です。でも全部覚える必要なんてありません。
何をしたいのか明確であれば、その関数だけを調べて覚えればいいのです。
最初は関数を理解して設定するのは大変だと思いますが、今後も使える、且つ正確にデータを扱える担保ができれば、最初の労力はとても意味のある作業だと思います。



仕事で頼られる存在になる

仕事ではパソコンに詳しい先輩・後輩として頼られることも増えると思います。

自分の周りで、パソコン操作がわからない時に詳しそうな人に聞いたりしませんか?
私は「この人なら知っているかな」という人に声をかけます。
それが今後はあなたになるかもしれません。

もちろん、質問されて回答できないことがあると思います。ただ、その人はあなたを頼って質問しているコトには変わりない事実です。
わからなくても耳傾けてあげて、一緒にググってあげるだけでもあなたの信頼感はアップするでしょう。


ちなみにこの表をみていただきたい。

引用:The Distribution of Users’ Computer Skills: Worse Than You Think by Jakob Nielsen on November 13, 2016

2016年にOECD(経済協力開発機構)が国別にパソコンスキルを5段階に分けて調査した結果です。(テスト対象者は合計215,942人)
見ていただいたとおり、日本は最もレベルが低いという結果が出ています。
これは、日本は特にスマホ中心になり、若者がパソコンを触る機会が減っていることが原因だと考えられています。

つまり、今からでもパソコンテクニックを学ぶことは、他の方よりも優位になるチャンスでもあるのです。



自分の時間を大切にできる

上記で挙げたように仕事の無駄がなくなり、本来作業したいコトに集中できれば残業も減り、自分の時間を作ることができるでしょう。

この時間を使って、ジムで行くことも、図書館で本を読むことも、習い事の英会話教室にいくことも・・・
有意義な時間を作ることができます。

もちろんパソコン操作の効率化だけでなく仕事の進め方も絡んできますが、
1つの作業がスリムになれば、他の作業もスリムにしたくなるのは人間の本能だと思います。急がず少しずつ取り組めば、必ず成果が出てきます。



パソコンテクニックの学び方

ではどうやってパソコンテクニックを学んだらよいのかという疑問が生まれてくると思います。
私は、これだけを意識すればよいと考えます。

「効率的に作業できる方法(ショートカット操作)を調べること」です

これだと解決策になっていないと思う方もいるでしょう。ただ、この意識がないと何も始まりません。

例えば私が「作業を効率化するには、これを覚えてください!」と説明したとします。
これを聞いた方が全員が確実に効率的な作業に変わるでしょうか?
おそらく何人かは「ためになった」「効率的に作業ができました」という方もいると思います。ただ、それぞれがパソコンで作業する内容が違うがゆえに、受動的な気持ちだけでは学びに繋がりません。

今、自分が作業している状況で、まずは効率化したいコトに気づき、その対応策(ショートカット操作等)を調べるということを行ってください。



とはいえ、この記事を書いた背景には、「パソコン操作で為になる情報」を発信していきたいという思いからブログを開設しています。
私のサイトではエクセルやパワポなどを操作する方向けに「困った時のテクニック」を掲載しています。
今後は私からパソコンテクニック向上に繋がる情報をツイッターで発信していきたいと思いますので、気になる方は是非フォローをしてください。毎日配信します。



まとめ

上記のようなコトを踏まえて、少しでもパソコンテクニックを磨こうと思った方が一人でも多くいれば嬉しく思います。
その思いがあるうちに今の仕事で何か一つでも「効率的に作業できる方法を調べること」を実行してみてください。


これは「効率的に作業できる方法がないか調べる」→「いい方法が見つかる」→「実践する」という流れを生み出します。
実はこれ、PDCAを回しているのと同じです。
これを日々の仕事や作業に取り入れることで、たくさんのPDCAが生まれ、たくさんの仕事のやり方が改善される。
この積み重ねは間違いなく「人生を変える」ことに繋がると確信しています。


是非その一歩を踏み出し、たくさんの無駄を改善し続けることを期待します。
長々と呼んでいただきありがとうございました。



  • この記事を書いた人

モンキー・サト

システムエンジニア(SE)|京都出身|月間PV40000
営業職でトップセールスを2度経験→「システム開発ができる営業」を目標にシステム部署へ→システム部署は教える文化やマニュアルがなく、「ググれ」の一言…この経験を機に、パソコン初心者の方などに有益なパソコンスキルを発信するサイトを開設。