エクセルにはたくさんの図形が用意されており、大半の方は、その中から使い線や図形を選んで追加しているかと思います。
しかし、中には自分のイメージした図形等に合致しないことがあるかと思います。こういった時のために、エクセルではフリーで描画する機能が用意されています。
この記事では、フリーで線や図形を描画する方法を解説します。
フリーで線や図形を描画する
フリーで線や図形を描画する代表的なツールは「フリーフォーム」と「フリーハンド」です。
「フリーハンド」は、ペンで描いたような滑らかな曲線や図形を描画する時に使います。
「フリーフォーム」は、曲線と直線の両方を使って図形を描画する時に使います。
それぞれ見ていきましょう。
フリーハンドで線や図形を描画する
滑らかな曲線を引く
まずはフリーハンドを起動します。
カーソルが🖋マークに変われば準備OKです。
あとはマウスの左クリックを押しながら(ドラッグ)自分が描きたい曲線を引きます。
終了した時には、左クリックを離します(ドラッグを終了します)。
描画後、
図形の枠が見えるものの線が見えない場合は、枠線の色を付けてあげましょう。
ちなみに描画した線でも矢印の追加や、実線/点線への変更もできるので覚えておきましょう。
滑らかな図形を描画する
次は図形の描画です。
操作方法は同じで、始点と終点を合わせるように描画します。
始点と終点が合うと色が変わります。
あとは左クリックを離して描画を終了しましょう。
フリーフォームで線や図形を描画する
「フリーフォーム」は「フリーハンド」の機能+αのものを思ってください。
その+α部分を下記にて紹介します。
直線を引く
直線を引く場合は、始点・折れ点を左クリック、終点を左ダブルクリックで指定します。
例えば下図のように心電図の波形を作ってみると、このようになります。(医療系の仕事をしているので、職業病です。。。)
水平や垂直な線を引く
水平や垂直な線を引く場合は、[Shift]を押しながら上記「直線を引く」操作を行います。
ちなみに斜めは45°単位でした描画できません。
図形を描画する
図形の描画する方法は先ほどと同じで始点と終点を合わせるだけです。
描画する過程がペンのような滑らかな線なのか、直線なのかの違いだけですね。
フリーで描画した線や図形を編集する
一度描画した線や図形は後からでも編集することができます。
編集方法は、[図形の書式]タブの[図形の編集]>[頂点の編集]を選択します。
黒い点を折れ点になります。この黒い点をドラッグして編集しましょう。
自分で編集したものの、キモイ・・・(''_'')
ちなみに黒い点がない部分でも線上にカーソルを合わせてドラッグすれば編集することができます。
まとめ
フリーで線や図形を描画する代表的なツールは「フリーフォーム」と「フリーハンド」がある。
「フリーハンド」は、ペンで描いたような滑らかな曲線や図形を描画する時に使い、
「フリーフォーム」は、曲線と直線の両方を使って図形を描画する時に使います。
図形として描画したい場合は、始点と終点を合わせてあげればOK!
また、線や図形を描画した後でも編集は可能です。