エクセルで作成した表をWordやPowerPointに使いたい場合、図としてコピー&貼り付けしたい時はないでしょうか。
この記事では、「図としてコピー」、「図として貼り付け」する方法について解説します。
また、最後にはオススメの画面キャプチャツールも紹介いたします。
図としてコピーする
まず「図としてコピーする」方法を紹介します。
これは、コピーする時点から「図として扱うよ」と指示したうえで、コピーをします。
そのため、貼り付け操作をした時は、自動的に図を貼り付ける動作になります。
逆に、エクセルの関数をコピーしたいと思った時には、使えないので注意しましょう。
では、操作方法を説明します。
まずは図としてコピーしたい箇所を範囲選択し、[ホーム]タブの[図としてコピー]を選択します。
[表示]の部分は下記のように例えばソート機能が表示されている/表示されていないの違いがあるので、用紙に合わせる方がよいです
あとは、貼り付け操作を行うのみです。
右クリックから[貼り付け]もしくは[Ctrl]+[V]の操作を行います。
このように図としては貼り付けすることができました。
図として貼り付けする
次は「図として貼り付けする」方法を紹介します。
こちらは、コピーの時点ではただただコピーをして、貼り付け操作をする時に「図として貼り付けてね」と指示するパターンです。
では、操作方法です。
まずは先ほどと同様に、図としてコピーしたい箇所を範囲選択し、コピーします。
右クリックからコピーもしくは[Ctrl]+[C]でも可能です。
次に貼り付け操作です。
貼り付けする時に、右クリックから[形式を選択して貼り付け] > [その他の貼り付けオプション]の[図]を選択します。
このように図としては貼り付けすることができました。
画面キャプチャツール
最後に、これまで紹介した操作以外に、画面キャプチャをする便利ツールを紹介します。
先ほどのエクセルの機能でも十分ですが、図として貼り付けたい情報を多い場合には、こちらの方が効率よく操作できるメリットがあります。
特に、私はシステムの仕事をしているので、普段から動作検証した結果を画面キャプチャをとりエビデンスを残すことが多くあります。その際に、重宝しています。
Snipping Tool
Windowsの機能でWin7以降の機能です。
スナップショットを取得して画面の一部または全体をコピーすることができます。
起動はWindowsのアクセサリから起動するか、[Windowsマーク]+[Shift]+[S]のショートカットを使うかになります。
WinShot
こちらも画面の一部または全体をコピーすることができます。さらに、画面キャプチャーを撮った直後に印刷したり、ファイルとして保存することができるフリーソフトになります。
それぞれの操作を自分のお好みのショートカットキーを設定できるため、簡単操作で画面キャプチャが取れるのがオススメポイントです。
ただし、アプリを起動しておく必要があるので、スタートアップに入れておくと便利です。
まとめ
エクセルで図として扱う方法には、コピーの段階から図としてコピーする方法と、貼り付け時に図として貼り付ける方法がある。
自分のやりやすい方を使うので問題なし。
画面キャプチャを取る頻度が多い方は、WindowsのSnipping ToolやフリーソフトのWinShotもオススメです。