また、並べ替えって行(縦向き)はできそうだけど、列(横向き)とかできるのかな?
こういった疑問に答えます。
表データを並べ替えする方法
エクセルでは、選択した列や行で並べ替えることができます。
この機能を使えば、指定した列や行を昇順(1.2.3...)や降順(10.9.8...)で並べ替えることができるため、データの分析等で活用することができます。
またこの並べ替えは「ソート」と言ったりもするので、用語も覚えておきましょう。
ではそれぞれのやり方について説明します。
列単位(縦)で並べ替える
列単位で並べ替える方法は知っている方も多いと思いますが、3パターン紹介しますので復習もかねて確認してください。
[並べ替え]機能を使う
まずは[並べ替え]機能を使い、指定の列を順序を選択する方法です。
表を選択し、[並べ替え]を選択します。
[並べ替え]画面が表示されたら、並べ替えたい[列]を選択し、[順序]を選びましょう。
[順序]は「小さい順」もしくは「大きい順」のどちらかの選択になります。
ここでは4月の売上金額が低い店舗を調べるために、[列]を「4月」、[順序]を「小さい順」を選択します。
4月の列を軸に小さい順に並べ替えることができました。
ちなみに、複数のソート条件を設定した場合は[レベルの追加]を押下することで複数の設定ができるようになります。
データが多い表の場合に役立ちます。
昇順・降順ボタンを使う
昇順・降順ボタンを使う方法です。
先ほどのようなシンプルな表の場合は、昇順・降順ボタンを使う方が早く並べ替えを行うことができます。
まず、並べ替えしたい列に選択し、昇順(降順)ボタンを押下します。
すると、エクセルはこの列を昇順にするんだなと解釈して並べ替えを行ってくれます。
フィルダー機能を使う
フィルター機能内の昇順・降順を使用する方法です。
フィルターをかけて絞り込みをしたり、並べ替えをしたり、、、という時に使える便利な機能です。
まずは表を選択し、[フィルター]を選択します。
タイトルにフィルターをつくので▼を選択すると、その中に昇順・降順を選択を選択します。
ちなみにタイトル行を選択し、[Ctrl]+[Shift]+[L]のショートカットキーを押下すれば、瞬時にフィルターを追加することができます。
行単位(横)で並べ替える
行単位(横)の並べ替えは知らない人も多いかと思いますが、操作はいたってシンプルです。
図のように月がバラバラに配置されている表を行単位(横)で並べ替えします。
まずは先ほどと同じように表を選択し、[並べ替え]画面を表示します。
ここで[並べ替えオプション]を開き、[列単位]を選択しましょう。
これにより、行で並べ替え条件を選択できるようになります。
あとは先ほどと同じように、並べ替えしたい行と[昇順]もしくは[降順]を選択するだけです。
まとめ
[並べ替え]は、列単位(縦)・行単位(横)のどちらにも対応している。
並べ替えの基本は、列単位(縦)なので、オプションで行単位に変更してあげる必要があります。