また教科書のように、数字の右上に小さく2乗とかって表示できるの？
私も各タブに2乗の設定がないか確認した経験があります。
実は、エクセルでも2乗の計算ができ、右上に小さく2乗を表示することもできます。
この記事では、初心者にもわかりやすく解説します。
2乗の計算する
2乗の計算をする方法は、2つあります。
＾演算子(キャレット演算子)を使う
まずは、＾演算子を使う方法です。
この記号をキャレットといい、2乗を使う時の演算子になります。
では、早速例題で確認しましょう。
2の2乗の場合は、エクセルのように=2^2と入力します。
ついでに、2の3乗、2の4乗の場合は、=2^3、=2^4となります。
ちなみに、セルの値を引用することもできます。
POWER関数を使う
次に、POWER関数を使う方法です。
まずは、POWER関数の定義を確認しましょう。
POWER関数
指数とは、●乗のことです。
2の2乗をPOWER関数を使うと、=POWER(2,2)になります。
先ほどと同様、2の3乗、2の4乗の場合は、=POWER(2,3)、=POWER(2,4)となります。
2乗を表示する
2乗の計算方法がわかったので、次は表示する方法を説明します。
セルの書式設定を変更する
step
1文字を入力する
まずは、セルに数値を入力します。
2の2乗であれば「22」、2の3乗であれば「23」と入力します。
step
2表示形式を［文字列］に変更する
先ほど入力したセルを［文字列］に変更します。
文字列に変更していないと、この後の2乗の表記がうまくできないので、注意しましょう。
step
3セルの書式を変更する
「22」と入力した、2乗部分（後ろの2の部分）のみを選択し、［セルの書式設定］を選択します。
[セルの書式設定]画面 > [文字飾り]の上付きにチェックを入れましょう。
step
4警告を消す
Step：３の設定がエクセルとしては不整合があると認識し、警告マークがでます。
意図的に行った設定なので、［エラーを無視する］を選択して消しましょう。
数式として挿入する
step
1数式を挿入する
［挿入］タブ > ［数式］でいずれかを選択します。
※まずは何を選んでもOKです
step
2上付き文字を選択する
［数式ツール］ > ［デザイン］ > ［上付き/下付き文字］から［上付き文字］を選択します。
step
3フォームに合わせて数値をセットする
不要な部分を削除し、上付き文字のフォームに合わせて数値をセットすれば完成です。
チャレンジ
手入力でも挿入できます。
まとめ
エクセルで2乗の計算する方法、表示する方法を解説しました。
計算する方法については、POWER関数を使うよりも＾演算子を使う方が覚えやすく簡単です。
表示は、セルの値とするか、自由に動かせるモノとして扱いたいかによって使い分けをすることをオススメします。
