エクセルで図形(オブジェクト)を反転させたい時、ありませんか。
私はたま~に配置する図形の位置などにより反転させたいことがあります。
この記事では、図形を反転させる方法を解説します。
図形を反転させる
図形を反転させる方法は大きく2つあります。
どこまでこだわるかが使い分けの境界線になりますので、両方とも覚えておきましょう。
以下、この図をもとに解説します。
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通常回転:上下反転させる
反転させたい図形を選択し、[ページレイアウト]>[回転]を押下します。
その中の[上下反転]を選択するだけです。
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図のように上下反転したことがわかります。
また、図形内の文字「三角」も反転していることがわかります。
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通常回転:左右反転させる
次は、先ほどと同じ[回転]の中から[左右反転]を選択しましょう。
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図のように左右反転したことがわかります。
図形内の文字は左右反転なので変わらないですね。
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90度回転
[回転]の選択肢に[左へ90度回転]、[右へ90度回転]があります。
反転ではなく、回転させたい場合は、ここの設定を使いましょう。
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3-D回転:上下反転させる
先ほどの回転より、高度な反転を行うことができます。
「高度」といいましたが、操作は簡単ですので安心してください。
まず反転させたい図形を選択し、右クリックから[図形の書式設定]を選択します。
図のバナナの図形の類は、[グラフィックスの書式設定]という名前を選択してください。
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エクセルの右側に書式設定画面が表示されますので、[3-D回転]の[Y方向に回転]で回転度数を入力もしくは回転ボタンを押下します。自分のお好みの回転度数に合わせて図形が回転(反転)します。
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ちなみに回転度数に合わせて図形の色味が明るい→暗いに変わるので、Microsoftのこだわりを感じます。
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3-D回転:左右反転させる
こちらは書式設定画面[3-D回転]の[X方向に回転]で回転度数を入力もしくは回転ボタンを押下しましょう。
上下反転と同じように回転度数に合わせて図形が回転(反転)します。
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3-D回転:Z方向に回転
こちらは反転ではなく、回転の度数設定になります。
通常では90°単位の回転に対し、お好みの度数が設定できるのがポイントです。
まとめ
図形を反転させる方法は、2つの方法がある。
1つ目は、ツールバーの[回転]機能を使う。2つ名は、図形もしくはグラフィックスの書式設定の3-D回転機能を使う。
3-D回転機能の方が、自分のお好みの反転度数が選択でき、且つ図形の色味にも変換があるので、こだわった設定ができます。