下記の記事で、基本的なチェックボックスを作成する方法を解説しました。
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この記事では、チェックボックスとセルの書式を連動させる方法について解説します。
チェックボックスとセルの書式を連動させる
チェックボックスにチェックを入れた時に、
指定のセルの書式を連動させて、背景色等を変更することができます。
まずは分かりやすいように「チェックを入れた場合、セルの背景色が黄色に変更する」という内容で解説します。
この辺は苦手な人が多いので、1つずつ説明します。
step
1リンクするセルを指定する
まずはチェックボックスのうえで右クリックを押し、[コントロールの書式設定]画面 > [コントロール]タブ > [リンクするセル]にフラグ情報を出す場所を指定します。
この設定をすべてのチェックボックスにいれましょう。
※設定した直後は空白のままですが、一度チェックをいれたあとからTrue/Falseが表示されます。
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2連動させたいセルを範囲選択する
連動させたいセルを範囲選択しましょう
このセル範囲に対して次の設定が有効になります。
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3条件付き書式で新しいルールを作成する
[ホーム] > [条件付き書式] > [新しいルール]を選択します。
[新しい書式ルール]画面で、下記を選択します。
- ルールの種類:数式を使用して、書式設定するセルを決定
- 次の数式を満たす場合に値を書式設定:=$D2=TRUE
- 書式:背景色を黄色
あとはOKを押します。
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4動作確認する
設定したとおりに動作するか確認しましょう
問題なくできましたか?
OKだった人は、最後にTrue/Falseが見えているとブサイクなので、文字色を白に変更して終了です。
参考
連動させることができるセルの書式設定は以下のとおりです
例えば、こんなこともで決まるので、参考にしてください。
チェックの数を集計する
次は、チェックの数を集計する方法です。
考え方は、「Trueのみをカウントするように関数を組んであげる」です。
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1集計した結果を返したいセルを決める
[D7]にチェックした件数がでるようにします。
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2COUNTIF関数を設定する
COUNTIF関数
COUNTIF関数は、COUNTIF(集計範囲,条件)を設定してあげる関数です。
この時点で、ピンときた方は読み続けずにやってみましょう。
まだピンときていない人のために、解説します。
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3動作確認する
設定したとおりに動作するか確認しましょう
まとめ
チェックボックスとセルの書式を連動させる方法について、セルの背景色の変更およびチェックのカウント数を集計する方法について解説しました。
どちらもキーとなるのは、[リンクするセル]にフラグ情報を出し、その情報を条件設定するものです。
これをさらに応用すれば、いろんな使い方ができると思うので、ぜひ試してみてください。